月曜日, 1月 15, 2007

がん保険の基礎知識

がん保険は、保障の対象を「がん」という特定の疾病に限った保険です。保障する病気を特定しているぶん、保険料は医療保険よりも安いのが特徴です。

がんで入院をした場合に、給付金や保険金を受け取ることができます。1日1万円以上の支給が一般的です。また、入院給付金は支払い日数が無制限ですので、再入院した場合でも安心して入院できます。さらにがんと診断されると、診断給付金が支払われる保険もあります。

がん保険の保証期間は2種類。10年更新型と終身型があります。終身型は、保険料を一生涯払うタイプが主流でしたが、2001年4月からは保険料の支払いを一定年齢で終了しながら、一生涯保障がうけられるがん保険もでてきています。


保険会社によって保険の内容は異なります。年齢によって保険料が変わったり、保障の対象としているがんを制限するものもありますし、がん保険の種類も会社ごとに増えていますので、各社の比較をするとよいでしょう。加入の前には必ず保険内容の確認が必要です。

まず、がん保険制度で1つ気にとめておきたいのが「契約成立後すぐに保障が開始されない」という点です。いくら契約が完了していても90日間は保険がききません。

不治の病と言われていたがんですが、医療の発達とともに今ではその概念も崩れつつあります。がんを「治す」という観点で保険選びのポイントを3つあげます。

1.保障内容は、手術費用の保障が充実しているか?
2.保障内容は、通院費用の保障が充実しているか?
3.がんの再発時にも何度でも診断給付金が受け取れるか?

とくに3については重視したいところ。

がんは手術を行った後に、他の病気と違い再発しやすい病気です。たった1度の入院でも医療費は高額になる場合がありますので、加入前にはきちんと確認しておきたいポイントです。